素敵なスポ女さんvol.4「がっつり理系エンジニアテニス女子・ようこさん」
- erinozawa
- 2020年10月20日
- 読了時間: 5分

こんにちは🌟広報・ボケ・忘れ物担当のぽて子です!肌寒い日が続き、焼き芋の季節到来でテンション上がり気味です。
さて人気企画の第4弾!!隣の素敵なスポ女さんのご紹介です🎵今回はな、なんと、がっつり体育会系なのに、エンジニアで、いまはマレーシアに住んでいるスポ女さんです🌟
今回の『隣の素敵なスポ女さん』プロフィール
◆名前:ようこさん
◆現職:専業主婦。2児の母。(現在は夫の赴任に伴いエンジニア休職中)
◆競技:テニス
◆経歴:小中高は、バスケットやスキー、テニスなど、その時々で興味のあるスポーツに挑戦。その後、大学時代より体育会テニス部に入部し、本格的にテニスを始める。電機メーカーに入社し、実業団テニスチームに加わり実業団大会最高峰の大会日本リーグに出場。2006年にはチームとして過去最高4位入賞を果たす。現在は夫の海外赴任に帯同し休職中。クアラルンプール在住。
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◆ようこさんの感じるテニスの魅力を教えてください。
一番のおもしろさは、「試合の流れを読むこと」だと思います。テニスはメンタルの影響が大きいと思うんです。だから、いつも試合では頭フル回転ですね。相手の心を読んだり、「流れ」を引き寄せるために相手が嫌がっていることを予想して攻め立てたり、うまくいかなかったら戦術をすぐに変えたり。うまくいかなくても、落ち込んでる暇はないし、どんな状況でも平常心を保てるかどうかが大事なんです。流れを読み切って、勝てたときは最高でした。

◆これまで経験してきたお仕事について教えてください。
入社以来、メカ系エンジニアとして主にオーディオ・ビジュアル系機器の新商品開発を行ってきました。 企画コンセプトに基づいて、デザイナー・電気系エンジニアの要望を取り入れつつ、ボタンや画面の配置などを決め、構造全体を設計します。
業務を進めるにあたり、とにかく多くの部門と関わりを持つ事が必要で、意外とコミュニケーション力が求められる仕事です。あと、製造の現場では夜遅くまで立ちっぱなしで作業をする事もあり、体力があって良かったなと思いました。
-エンジニアを目指したきっかけはなんですか??
父がもともと建築系のエンジニアだった影響が大きいです。小さい頃から機械にたくさん触れていたのも大きかったと思います。図工も大好きでした。ロジックで考えることが得意で、文系科目は苦手だったんですよ、、、だから大学でも迷わず理系の学部に入ったんです。
◆社会人になって、スポーツをしていたことが、いきていると思うことはありますか?
うちの会社の商品は、「世界初」や「世界No,1」へのこだわりがあります。毎回これを実現するのがほんとうに難しいのですが、実現させるために目標の設定方法が大事なんです。この目標設定方法が、実はテニスで学んだことをフル活用してるんです。
例えば学生の頃テニスで、「〇月までに関東大会に出られるようになりたい」って思ったら、そこから逆算して、小さな目標として今何を練習すべきか考えて行動に移すことで、目標に一番効率的に近づくことができたと思います。いわゆる「逆算」という考え方ですね。これを仕事でも使っています。
いつまでに「世界初」を実現するとターゲットが決まったら、そこから逆算してプロジェクトを進めるようにしています。これをしないと、やることが膨大になったときに、どこに向かっているかわからなくなってしまうんです。この考え方は、テニスをしていたからこそ身についたものだと思います。

◆いまチャレンジしていることはありますか?
いま夫の海外赴任に伴い、休職してマレーシアで家族4人暮らしています。マレーシアにきて1年半が過ぎようとしているんですが、いまのチャレンジは「友達づくり」です。東京にいたころは、自分の背景や自分の所属を知っている人が周りにいて、なんらかの共通点があるから友達をつくることってそんなに難しく感じていなかったんです。
でも、マレーシアにきて、自分のことをまったく知らない人ばかりなので、素の自分をどう表現していくのか、どんなコミュニケーションを取ったらいいのか、深く考えるようになりました。
最近わかってきたコツとしては、まず「自分を開くこと」が大事だということですね。誰かが何かしてくれるのを待っていてはだめで、自分から自分がどんな人間なのかを発信しかないんです。 せっかくの移住の機会なので、今後もっと語学力を磨いてマレーシアの人々の価値観を理解できるようになれたらいいなと思っています。

◆社会人になって壁を乗り越えた経験はありますか?その時、スポーツの経験がいきましたか?
実業団のテニス部に入っていたのですが、その時あることがきっかけで、チーム全員対私という対立ができてしまい、意見が分裂して若干孤立してしまったことがありました。その時、チームメンバーだった後輩が、中立な立場で私の話を聞いてくれて、私の思いを他のメンバーに丁寧に説明してくれたことで、メンバー全員との関係性が修復できたんです。
当時の私は、仕事でもテニスでも自分の問題は自分で解決しなければと問題を抱え込み、まわりに「助けて」と言えず苦しいことが多々ありました。でも、そのことがきっかけで、仕事でも後輩や周りの人達に相談することができるようになりました。それによって、いままで一人では越えられなかった壁を、周りの人と一緒にこえることができるようになりました。テニスチームでの活動が仕事にもいきて、一回り成長できた気がします。
◆ようこさんにとってテニスとは?
「生き方の基礎を学んだ場所」
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ようこさんは、スポーツでの出来事が仕事に結び付く経験をたくさんされていて、とても前向きでロジカルでとってもかっこよかったです。スポーツしてる女子って、ただ熱いだけじゃない!ようこさんみたいに、考え方も鍛えられてる人がたくさんいますよね!ほんとスポーツってすごい!
ようこさんありがとうございました!マレーシア×エンジニア応援してます🌟
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